実機も含め、すべての航空スポーツはFAI(国際航空連盟)の定めるスポーイング・コード(競技規定)により実施されています。
FAIでは航空スポーツをA〜Sまでの記号をつけて分類しており、模型航空はそのうちのFの記号で示されることになっています。

Class A 気球
Class B 飛行船
Class C 太陽電池航空機
Class D グライダー、モーターグライダー
Class E へリコプター
Class F 模型航空機
Class G パラシュート
Class H 垂直離着陸機
Class I 人力飛行機
Class K 宇宙船
Class S 宇宙船模型

FAIは、模型航空機を、
空気より重く、人間を運ぶことができない航空機”  と定義しています。
模型航空競技の種類はさらに数字と記号で分類され、ラジオコントロール・ヘリコプターのクラスはF3Cとなります。
模型航空に関する規定は、FAIの国際模型航空委員会(CIAM)が統括しています。
種目 記号 クラス
フリーフライト F1A グライダー(A−2級)
F1B 伸縮性モーター付き模型(ウエークフィールド)
F1C 動力模型
F1D 室内模型
F1E オートマチックステアリンググライダー
F1F ヘリコプター模型
F1G 伸縮性モーター付き模型(クープディベール)
F1H グライダー(A−1級)
F1J 動力模型(1/2A級)
F1K CO2エンジン模型
F1L 室内EZB模型
コントロールライン F2A スピード模型
F2B エアロバティック模型
F2C チームレース模型
F2D コンバット模型
ラジオコントロール F3A エアロバティック動力模型
F3B サーマルソアリンググライダー
F3C ヘリコプター
F3D パイロンレース
F3F スロープソアリンググライダー
F3G 動力グライダー
F3H ソアリングクロスカントリーレース
F3I 空中曳航ソアリング模型
F3J サーマル滞空グライダー
スケール模型 F4A フリーフライトスケール模型
F4B コントロールラインスケール模型
F4C ラジオコントロールスケール模型
F4D フリーフライト室内スケール模型(伸縮性モーター)
F4E フリーフライト室内スケール模型(CO2または電動モーター)
F4F フリーフライト室内スケール模型(ピーナッツ規格)
ラジオコントロール電動模型 F5A エアロバティック模型
F5B モーターグライダー
F5C ヘリコプター
F5D パイロンレース

F3Cクラスの規格及び競技規定はルールのページに概要を示してあります。
エンジンサイズは、2サイクルの場合排気量10CC以下(立方インチで表記すると0.61立方インチ → 61サイズと呼ぶ)で、機体重量6kg以下、メインローター排気面積300デシ平方メートル以下の機体により競技が行われます。
(一般的に60サイズとか61サイズと呼ばれるヘリコプター)

F3Cの規定により現行では毎年の国内チャンピオン(選手権者と呼ぶ)を決める競技会が1回行われます。
また、2年毎に世界選手権大会が開催されます。

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